ベントレー・コンチネンタルGTが、パイクス・ピーク・ヒルクライムで 市販車の新記録を樹立
- 世界的に有名なヒルクライム・コースでコンチネンタルGTが市販車最速を記録
- 究極のグランド・ツアラーが、ヒル・クライムの世界記録を8秒以上更新
- リース・ミレンの駆るコンチネンタルGT W12は、10分18秒488でコースを完走
- ベントレー創業100周年を記念してレース・ナンバー「100」で参戦
- 2018年に新記録を樹立したベントレー・ベンテイガに続く快挙
2019年6月30日(日曜日)に米国・コロラド州で開催されたパイクス・ピーク・インターナショナル・ヒル・クライム(PPIHC)レースで、ベントレー・コンチネンタルGTが市販車部門の新記録を樹立しました。これにより、現在までに生産された中で最も優れたグランド・ツアラーとしての地位を確立しました。
過去に3回の優勝を経験し、「キング・オブ・ザ・マウンテン」と称されたリース・ミレン(NZ)の駆るコンチネンタルGTは、全長12.42マイル(約20キロメートル)のコースを平均時速70マイル(112.7キロメートル)で駆け上がり、従来の記録を8.4秒短縮する10分18秒488でフィニッシュしました。
優れたドライビング・スキルを誇るミレンは、世界最高峰の12気筒エンジンを轟かせて標高差約5,000フィート(1,524メートル)、合計156のコーナーを持つ山岳路を駆け上り、待望の新記録を樹立しました。標高9,300フィート(2,835メートル)に位置するスタートラインから14,100フィート(4,298メートル)まで上昇すると、空気の密度は海水面の3分の1になります。
ベントレーのモータースポーツ担当ディレクター、ブライアン・ガッシュは次のように述べています。
「今回の新記録樹立によって、ベントレーには車の性能の限界を超えようとする努力と、それを希求するスピリットが脈打っていることを証明しました。この記録は、コンチネンタルGTが驚くほど幅広い能力を有していることを示しています。」
新記録を樹立した後、ミレンは次のようにコメントしています。「ウェットで雪交じりの2019年のパイクス・ピークでのレースは、素晴らしいフィニッシュを迎えました。私たちはただ一つの目標を胸にここに来ました。それは新記録を樹立することであり、最速の市販車として頂上へ駆け上がることでした。今週は素晴らしい週末を迎えることができました。今日のコンディションは大自然が私たちに投げかけた挑戦でしたが、コンチネンタルGTは力強く頂上まで走り続け、ついにナンバー・ワンになれました。」
わずか1年前、ベントレー・ベンテイガがこのパイクス・ピークのコースで市販SUVとしての新記録を更新し、その優れた性能を証明しました。この世界最高峰のSUVのステアリングは昨年も同じくミレンが握り、従来の記録を2分近く短縮する10分49秒9で完走しました。
百年の偉業
世界で最も過酷なモータースポーツの1つであるパイクス・ピークでの新記録は、ベントレーの創業100周年記念を祝う最新のニュースです。モータースポーツの記録に挑戦するレースカーから驚くほどパワフルな公道仕様まで、ベントレーのすべての非凡なモデルには、多くのイノベーションがひとつひとつ手作業で組み込まれています。2019年7月10日、ベントレーは創業100年目を迎えます。この特別な偉業を成し遂げることができるのは、世界でもわずか数社のみです。
2019年には1年間にわたって特別な催しが実施され、世界中で記念イベントが開催されます。これらの催しでは、過去百年にわたるベントレーの自動車の革新を改めて見つめなおし、今日の世界的な成功と将来のエキサイティングな未来を浮き彫りにします。