• 2019年のベントレーの販売台数は11,006台を達成
• 前年比5%増を記録し、7年連続で1万台を超える車両を販売
• 英国、欧州、米国が特に好調
• 新型コンチネンタルGTコンバーチブルやV8に加え、ベンテイガ スピードおよびベンテイガハイブリッドモデルが売上増の鍵となった
• 人気の高いコンチネンタルGT W12やベンテイガV8の供給力の向上が英国ブランドの成長に大きく貢献
• 最多販売モデルのコンチネンタルGTに続きベンテイガが記録的な販売台数を達成
• 新型フライングスパーは2020年初めに納車開始（日本での納車は2020年第二四半期以降を予定）

ベントレー・モーターズは、多くの刺激的な新型モデルが世界中でますます多くの顧客を引き付けた結果、2019年の販売台数が前年同期比で5%増加を達成しました。
昨年度の総販売台数は11,006台で、これにより、この英国の高級ブランドは7年連続で1万台を超える車両を販売したことになります。

創業100周年を迎えた昨年、ベントレーの最多販売地域は米国となりましたが、欧州や英国でも大幅に増加しています。

ベントレー・モーターズが成功し続けているその理由として、何台もの刺激的な新型モデルを導入したことに加え、その他の人気の高いモデル、特にコンチネンタルGT W12やベンテイガV8の世界的な供給力の向上も一因として挙げられます。コンチネンタルGTは、クーペおよびコンバーチブルの両方に高性能V8エンジンが導入されたことでその需要が高まりました。　先駆的で道を選ばないラグジュアリーSUV「ベンテイガ」も、販売記録を樹立するほどに需要が高く、さらに新たに追加された「スピード」や「デザインシリーズ」、さらにハイブリッドモデルがその魅力を高めています。「ベンテイガハイブリッド」はベントレーで最初の電動化モデルです。　ベントレーのビスポーク部門であるマリナーからも3種類の限定生産モデルを発売しましたが、これらはすべてすぐに売り切れました。

世界最高峰のグランドツアラーであるベントレー コンチネンタルGTは2019年に最も多く販売されたモデルであり、前年と比較して54%の増加となりました。ベンテイガの販売台数も18%増加しました。

ベントレー・モーターズの会長兼CEOであるエイドリアン・ホールマークは、次のように述べています。「2019年は、ベントレーにとって多くの理由で特別な年でした。」

「ベントレーは、100年にわたる歴史で4度目の年間販売台数11,000台超を達成しました。さらに、7年連続で1万台を超える実績を残しました。この結果は、すべての地域での需要の高まり、コンチネンタルGTコンバーチブルの導入が成功裏に行われたこと、さらにこの年の5つの主要派生モデルや限定生産モデルの導入によるものです。」

「歴史的に年間販売台数の20%を占めてきたフライングスパーがこれらの販売台数にほとんど加わらなかったことをみても、この実績は注目に値します。」

「この実績は、ベントレーの収益性の回復を確実にし、当社の再建が成功裏に進んでいることを示しており、2020年、およびこれからの100年に向かうベントレーの可能性を明確に示しています。」

68の国に238の正規販売店を擁するベントレーは、過去最高記録を更新しました。

南北アメリカでは、2018年と比較して30%増の2,913台を販売しました。ベントレーはこの地域を最多販売マーケットと位置付けており、その強力なパフォーマンスは、記録的なセールスを達成したラグジュアリー・グランドツアラー、新型コンチネンタルGTによって後押しされました。

欧州では、2018年の実績2,536台に対して2019年は2,670台を販売して締めくくり、前年比5%増を記録しました。これは、世界全体の販売台数の24%を占めています。

ベントレーの故郷である英国では堅調な業績を維持し、前年比10%増の1,492台を販売しました。

2019年、ベントレーは中東で852台を販売しましたが、前年の実績は974台でした。中国では供給力の不足に苦しみました。新型コンチネンタルGTだけは12月の販売に漕ぎつけましたが、合計販売台数は1,940台でした。

日本は2018年実績の439台に対して19％増の合計522台を販売しました。これは過去最高記録となります。

アジア太平洋では、2018年の販売台数520台をやや下回る488台を販売しました。

ベントレー・モーターズの創立から2世紀目に入り、近ごろ発売された新型フライングスパーに続いて2020年はベントレーブランドにとっても顧客にとっても刺激的な一年になるでしょう。究極のラグジュアリー4ドアグランドツーリングセダン、新型フライングスパーは、今年初めに納車が開始される予定です。（日本での納車は2020年第二四半期以降を予定しております）