• 未来のベントレー・ファクトリー・ドライバーを育成するための新たな取り組み
• 3名の選抜メンバーが、サーキット内外のさまざまな状況で指導を受ける
• フィジカル、メディア、エンジニアリング等のトレーニングを受けながら、
  並行してワールド・チャレンジGTヨーロッパ耐久シリーズに組み込まれた5つのレースに参戦予定
• ベントレーとパーカー・レーシングが共同で次世代ベントレーボーイズを育成

ベントレー・モータースポーツは、ベントレー・ブランドと共にモータースポーツに参加する新たな人材を育成し、GTレース参戦への道を築くため、「チーム・パーカー・レーシング」と共同で新たな取り組みを開始しました。
ベントレー・モータースポーツ・アカデミーは、大成功を収めたベントレーの「コンチネンタルGT3」でのレース活動のための特別プログラムとサーキット外での支援と指導を提供し、「ワールド・チャレンジGTヨーロッパ耐久シリーズ」の5つのレースに（8名の候補者から選抜された）有望なドライバーを3名送り出します。
この取り組みは、ポルトガルのポルティマンで行われる最終選考で3名のドライバーを選抜した後、来年1月から10月まで実施されます。
選抜されたメンバーは、ベントレーのファクトリードライバー（ワークス・ドライバー）と共に現代のレースのあらゆる側面を網羅する特別な教育プログラムによるトレーニングを受け、最高の期待に応えるべくバランスの良いスキルを育みます。
アカデミーのメンバーは、GTヨーロッパ耐久シリーズの5つのレースに加えてベントレー「コンチネンタルGT3レースカー」のシェイクダウン・テストにも参加し、さらにフランスの「ポール・リカール」、ベルギーの「スパ・フランコルシャン」、イタリアの「モンツァ」、英国の「シルバーストーン」、ドイツの「ニュルブルクリンク」で行われる公式テストにも参加します。

アカデミーのドライバーは、この他にも以下のようなさまざまなサーキット外での指導や支援を受けます：

• フィジカルトレーニング、メンタルの強さ、栄養
• メディアおよびPRトレーニング、交渉、セルフプロモーション
• 車両力学、エンジニアとの関わり方、シミュレーションセッション

このプログラムでは、ベントレーの顧客として「コンチネンタルGT3」を駆る「チーム・パーカー・レーシング（Team Parker Racing）」の全面的なサポートを受けられます。独立系家族経営のこのチームは2016年からベントレー・モーターズのパートナーとなっており、2017年には英国GT選手権で総合優勝しています。チームを運営するアンディ・パーカーとスチュアート・パーカーは、パーカー・ファミリーとしてベントレー・オーナーとなってからすでに3世代目です。

パーカー・レーシングのチーム代表を務めるスチュアート・パーカーのコメント:
「私たちは、次世代のレースの才能を育み、開発し、ベントレーをGTレース界の目標となるブランドにするシステムを構築したいと考えています。」

ベントレーでモータースポーツ・ディレクターを務めるポール・ウィリアムズのコメント：
「このプログラムはドライバーの進歩に焦点を当てており、ベントレーでレースをすることをはっきりと打ち出しています。『ベントレー・モータースポーツ・アカデミー』は、次世代のベントレーボーイズとして、新しくエキサイティングなGTレースの才能を育成するためのトレーニング場になります。」

アカデミーのメンバーは、ベントレーのワークス・ドライバーが得た経験やその指導を受けられるばかりでなく、彼らとほぼ同じレーシング・スーツを身に着けて走ります。また彼らが駆るレースカーは、ベントレーの公式のレースカーと同じ塗装が施されます。
アカデミーの3人の初代メンバーは、2020年1月の「オートスポーツ・インターナショナル・ショー（Autosport International Show）」で発表されます。ベントレー・モータースポーツにく興味を持たれた方は、ツイッター・アカウント@BentleyRacing、およびインスタグラム・アカウント@BentleyRacingOfficialをフォローしてください。