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新型コンチネンタルGTコンバーチブル限定車 「ナンバー1エディション・バイ・マリナー」発表
  • ベントレー創業100周年を記念して、1929年に製造された伝説的な1ベントレー・ブロワー(No. 1 Bentley Blower)」に敬意を表した新たな限定仕様モデルを発売
  • 1929年に登場した象徴的なレーシングカーを現代風に解釈したモデルを100限定で生産
  • 限定仕様の革新的なベントレー・ローテーションディスプレイには、ベントレーの歴史を刻んだ記念の印(しるし)を装備
  • ビスポーク仕様には、18金メッキ仕様のフェンダー・バッジとナンバー「1」がペイントされたフロントグリルを装備
  • ベントレー創業100周年記念3部作を締めくくる限定仕様モデル
  • 0リットルW12エンジン搭載のコンチネンタルGTをベースにした究極のグランドツアラー「ナンバー1エディション」
  • 日本では3台限定で発売。デリバリーは2020年第2四半期を予定
  • メーカー希望販売価格は35,492,6008%消費税込:201971日現在)

ベントレーは、1929年に製造された伝説的な「No.1ベントレー・ブロワー」に敬意を表した希少な限定仕様モデルを製造します。

「コンチネンタルGTコンバーチブル・ナンバー1エディション・バイ・マリナー(Continental GT Convertible Number 1 Edition by Mulliner)」は、ベントレーを象徴する真のレーシングカーを現代風に解釈したモデルで、18金メッキ仕様のフェンダー・バッジと、さらにベントレー・ローテーションディスプレイには伝説のNo.1モデルのピストンから鋳造された記念の印(しるし)が埋め込まれています。

世界で最も信頼のおけるオープントップ・グランドツアラー「ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル」をベースにしたこの「ナンバー1エディション」は、100台限りのビスポーク仕様です。ベントレーの創業100周年を祝う今年、英国で手作業により生み出される爽快なオープントップ・モデルには、ブランドの100年の歴史を築いた先人たちの偉業を祝して極めて精巧なデザイン・エレメントがあしらわれています。

「ナンバー1エディション」は、モータースポーツの黄金時代の精神を詰め込んだビスポーク・モデルの一例です。エクステリア・カラーはドラゴンレッドIIまたはベルーガのいずれかで、ルーフ・カラーはクラレットまたはベルーガから選ぶことができます。限定仕様モデルにはセンテナリー・パック、ベントレー・ブラックライン仕様、カーボン・ボディキットが装備されており、フロントグリルには伝説のナンバー「1」がペイントされています。

「ナンバー1エディション」の心臓部は、ベントレーの名高い6.0リッター・ツイン・ターボチャージドW12 TSIエンジンの強化型が搭載されています。1929年に生み出されたオリジナルの「スーパーチャージド・ブロワー」と同様に、この車は現代の自動車デザインの頂点に立つモデルに相応しい、爽快かつ敏捷な走りを提供します。

新しい「ナンバー1エディション」は、ベントレーのレース史を築いた精神を体現するモデルを所有する、という独占的でまたとない機会を提供します。


ナンバー1エディションかつての傑作を現代風に解釈したモデル

「コンチネンタルGTコンバーチブル・ナンバー1エディション・バイ・マリナー」には、前世紀のベントレーの素晴らしい功績を支えた精神(スピリット)が詰め込まれています。

最初の功績は、1932年にロンドン近郊のブルックランズ・レーシング・サーキットの事でした。レース・ナンバー「1」を付けたオリジナルのスーパーチャージド「ブロワー」は、誰をもゾクゾクさせるようなラップレコードを樹立したのです。

新しい「ナンバー1エディション」は、その素晴らしい功績を築いたモデル、ベントレーの輝かしい記録の中でも最も記憶に残る瞬間に貢献したマシンを想い起こさせます。
英国・クルーを本拠にするブランドの100周年記念の年に、わずか100台のみが製造される「ナンバー1エディション」は、極めて希少な、価値あるモデルとなるでしょう。

「ナンバー1エディション」は、ベントレーの創業100周年記念3部作を締めくくる最後のモデルです。先行する「ミュルザンヌW.O.エディション(Mulsanne W.O. Edition)」や「コンチネンタルGTナンバー9エディション(Continental GT Number 9 Edition)」と同様に、ベントレーの歴史から切り取った特別の印が埋め込まれています。

革新的なベントレー・ローテーションディスプレイには、伝説の「No.1」モデルや歴史的なベントレー・モデルに装備されていたホイール・スピナーを想起させるように、樹脂の中に埋め込まれた小さなホイール・スピナーが配置されています。現在、そして過去における最も優れたデザインを結び付ける役割を果たすこのホイール・スピナーは、レストア作業の際に取り外された「No.1」モデルに使用されていたピストンを材料にして鋳造されたものです。

洗練されたデザインの第3世代のコンチネンタルGTコンバーチブルは、オリジナルの「No.1」モデルに触発された独特の要素によってさらに印象を強めています。この限定仕様モデルには、ベントレー・ブラックライン仕様やカーボン・ボディキットが装備されています。また、エクステリア・カラーはドラゴンレッドIIまたはベルーガを、またルーフ・カラーはクラレットまたはベルーガを用意しています。

「ナンバー1エディション」にはベントレー・センテナリー仕様パックとして、リヤおよびホイールセンターのセンテナリー・バッジ、センテナリーLEDウェルカムランプ、ギヤレバーとステアリングホイールのセンテナリー・バッジ、さらにキー・フォブにもセンテナリー・バッジがあしらわれています。

フロントグリルにはナンバー「1」がペイントされる他、18金メッキ仕様のフェンダー・バッジ、ジュエルフィラー・キャップとオイル・キャップ、さらにクリケットボール仕上げ、またはグロスブラック仕上げの22インチMDS(マリナ―ドライビングスペシフィケーション)ホイールが装備されます。

インテリアでは、クリケットボールまたはベルーガをメイン・ハイドにした新しいカラー・スプリットの他、ヘリテージ・ハイド仕様のシートおよびドアパッドには、ヘッドレストとドアインサートに「B」のバッジがデボス加工されています。さらにグランドブラックのウッドベニヤ、18金メッキ仕様のオルガンストップ、アルカンターラのステアリングホイールとギヤレバーが装備されています。高級感あふれる車内に乗り込む際は、「ナンバー1トレッドプレート・インサート」が乗客を迎えます。

その他にも、文字盤にナンバー「1」があしらわれた英国・イエーガー製クロックや、センターコンソールにいわゆる「ターンド・アルミニウム」と呼ばれる表面加工(エンジン・スピン加工)が施されたパネルを組み込んだダッシュボードも、一台一台ハンドクラフトされています。ターンド・アルミニウムの繊細な細工は、1920年代から30年代にかけてレーシングカーや航空機で人気となった、光の反射を抑えるための表面仕上げです。

オリジナルの「No.1」モデルが参加したレースは、常に冒険心に満ちたエキサイティングなものでした。「ナンバー1エディション」にはベントレーの名高い6.0リットル・ツイン・ターボチャージドW12 TSIエンジンの強化型が搭載され、より速く、より効率的なギアチェンジのためにデュアルクラッチ式8速トランスミッションが組み合わされています。この最先端のドライブトレインは、
はるか昔、オリジナルの「No.1」モデルが最初にレーストラックに登場したときと同じくらいスリリングで、パワフルで、爽快な走りをもたらします。

英国・クルーに本拠を置くマリナーはベントレーの特別注文部門であり、高い鑑識眼を持つ顧客からの注文に応えるために存在しています。真の排他的な限定仕様モデルを製造する他、あらゆる種類のカスタマイズの求めにも応え、顧客一人一人の好みに合わせた独自性の高いベントレーを作成します。

伝説に触発されて

新しい「ナンバー1エディション」は、1932年、英国・サリー州にあったブルックランズ競馬場の外周路で新記録を樹立したオリジナルの「No.1」ブロワー・モデルに触発されて生み出されました。ベントレー・ボーイのティム・バーキンがドライブしたモデル4½リッター(Bentley 4½ Litre)は、平均時速137マイル(220.5km/h)を記録したのです。この記録はさらに2年間破られることがなく、それ以来ベントレーのレース史における象徴となっています。

ナンバー「1」を付けたベントレー・ブロワーは、その時代で最も信頼のおける車の1台でした。このモデルは、バーキンの培った能力と裕福な競馬愛好家であったドロシー・パジェの財政的支援の組み合わせにより実現されました。ベントレーがバーキンへの支援を打ち切った際、パジェはこの車の可能性に注目して支援の手を差し伸べました。

バーキンの改良型ベントレーは、エンジンへ送る空気を加圧するスーパーチャージャー(機械式過給機)を搭載して出力をアップさせました。エンジンに空気を「吹き込む」ように見なされることから、バーキンのマシンは「ベントレー・ブロワー」と呼ばれました。

非凡な才能を持つ人々が非凡な能力を秘めた車に出会うことで、非凡な出来事が起こります。このときパジェは、ベントレーの先駆者的精神を浸透させたのです。この精神は、現在、英国の自動車メーカーであるベントレーが製造する車にも受け継がれており、それは「コンチネンタルGTコンバーチブル・ナンバー1エディション・バイ・マリナー」にとっても同様です。

このモデルは日本では3台限定で販売され、メーカー希望小売価格は35,492,600円(8%消費税込)*、デリバリーは2020年第2四半期を予定しています。

* メーカー希望小売価格は2019年7月1日時点での消費税率8%に基づく価格を表示しています。登録の時期により適用となる消費税率が異なる場合がございます。

創業100周年

2019年7月10日、ベントレーは創業100周年を迎えます。この特別な偉業を成し遂げることができるのは、世界でもわずか数社のみです。新しい「ナンバー1エディション」は、今年一年を通して世界中で開催される一連の記念イベントにおける特別なアクティビティの一つにすぎません。

これらは過去百年にわたるベントレーの自動車の革新を改めて見つめなおし、今日の世界的な成功と将来のエキサイティングな未来を浮き彫りにします。