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ベントレー史上最高の運動性能を誇るロードカー: 新型コンチネンタルGTスピード
  • ベントレー史上最もパフォーマンス重視で、快適性と豪華さにも妥協のないコンチネンタルGTスピード誕生
  • 4種類の新設計テクノロジーを採用した高度なシャシーによって機敏でスポーティな走りを向上しつつ乗り心地も確保
  • オールホイールステアリングとエレクトロニックリアデファレンシャルによって敏捷性と安定性が向上
  • 新設計のカーボンセラミックブレーキが圧倒的な制動力を発揮
  • 定評ある6.0リッターW12 TSIエンジンの改良版を搭載、最高出力659PS、最大トルク900Nm。0-100km/h加速3.6秒、最高速335km/h
  • コンチネンタルGTスピードのパフォーマンスに相応しい堂々としたスタイリングでエクストラオーディナリーな旅を演出
  • スピード専用の22インチホイールやスポーツタイプのドアシルなど、ディテールまでこだわり抜いたエクステリア
  • レザーとアルカンターラで彩られるスピード専用インテリアはメインハイド15色、セカンダリーハイド11色から選択可能
  • センターコンソールにはテクニカルフィニッシュのオプションとして、エンジンターン加工されたダークティントのアルミニウムを追加
  • カーボンニュートラルの認証を取得したラグジュアリーカー工場で設計、エジニアリング、開発、ハンドクラフトによる製造を実施
  • 日本でのメーカー希望小売価格は33,900,000円(10%消費税込み)デリバリーは2021年第4四半期を予定

ベントレーモーターズは、新型コンチネンタルGTスピードの詳細を発表しました。このGTスピードは、世界的ベンチマークとされるラグジュアリーグランドツアラーのパフォーマンスを最高レベルまで引き上げ、ベントレー101年の歴史の中で最も高い運動性能を誇るロードカーです。

第三世代となる新型GTスピードの設計、エンジニアリング、開発、ハンドクラフトによる製作は、カーボンニュートラルの認証を取得したラグジュアリーカー工場で行われます。「スピード」という名称には長い歴史があり、高評を得た初代コンチネンタルGTスピードによって2007年に初めて「スピード」というモデルが設定されましたが、元々は1920年代の名車「3リッタースピード」に与えられていたモデル名でした。新型GTスピードも誇り高い称号に相応しく、グランドツアラーのパッケージングの中に、これ以上はないと思える究極の形でラグジュアリーとパフォーマンスが融合しています。

エンジニアリング担当役員のマティアス・レイブ博士は次のようにコメントしています。
「高性能グランドツアラーの最高峰、それが新型コンチネンタルGTスピードです。コンチネンタルGTシリーズの持ち味を最もパワフルに表現したエキサイティングでダイナミックなクルマであり、スピードモデル特有のディテールがオーナーの満足感を高めます。また、ドライバーがクルマのキャラクターをこれまで以上にコントロールできるようになっています」

「世界随一の豪華なグランドツアラーに過去最高の運動性能がプラスされ、一層スポーティになった乗り味で性能重視のドライバーの期待に応えます。GTスピードがコンチネンタルGTシリーズの新たな扉を開き、ベントレーのお客様に寄り添うエクストラオーディナリーな旅をお届けします」

新たなシャシー技術がもたらすスポーツ性能
超高性能を誇るコンチネンタルGTスピードには、このニューモデル専用の高度なシャシー技術が採用されます。

新設計のエレクトロニック・オールホイール・ステアリングによって、ドライブモードを「ベントレー」や「コンフォート」にしたときの動的性能が向上し、「スポーツ」モードではGTスピードの本領が存分に発揮されます。ベントレーダイナミックライドとエレクトロニック・リミテッド・スリップ・デファレンシャルをステアリングに連動させ、ベントレーのほかのロードカーでは味わえないレベルの機敏さを実現します。

低中速走行での旋回時には前輪と逆位相に後輪が操舵されて回頭性が高まり、一段とキビキビとした走りを実感できます。これまでよりもクイックレシオに設定されているため、ステアリングの切れ味は鋭く、ダイレクトな操舵フィールがドライバーの自信を後押しします。高速時は後輪が前輪と同位相に操舵され、安定性が向上します。エレクトロニック・オールホイール・ステアリングはフライングスパーに搭載されていたものと比較すると、かなり積極的に作動する仕組みとなっています。フライングスパーでは旋回半径を小さくし、高速安定性を高めることが主な目的でした。

アクティブAWDも搭載されます。すべてのドライブモードでトラクション制御とトルク配分が見直され、スタンタードモデルのコンチネンタルGTとは明らかに異なるキャラクターに仕上っています。

革新性と安全性を両立し、運動性能にも妥協しないというベントレーの理念を実現し、あらゆるドライバーに満足していただくため、「ベントレー」モードと「コンフォート」モードにおいては前後ホイールのグリップバランスを調整し、「スポーツ」モードでは、どのような走行シーンでもトルクがリア寄りに配分されるようになっています。

新型コンチネンタルGTスピードにはエレクトロニック・リア・デファレンシャル(eLSD)がベントレーで初めて導入されます。

このeLSDは、トラクションコントロールやアクティブシャシーシステムとの連携を考慮して施された特別なチューニングによって、左右方向の許容範囲の拡大、前後方向の安定性の向上、アクセルオン時の調整の強化を実現し、悪路ではトラクション性能を高めます。

「ベントレー」モードと「コンフォート」モードでは、eLSDによってトラクションが向上するため、安心感に満ちたドライビングを楽しめ、高速走行時の安定感も格段に向上します。「スポーツ」モードでは、アクセルオン・オフ時の調整をバランスさせ、ターンインのレスポンスを改善させ、直進性を向上させるようeLSDをチューニングしました。こうしたメリットによって、これまで以上にドライバー重視の細やかな調整が可能となっていますが、快適性や安定性は少しも損なわれていません。

新たなシステムによってコーナリングダイナミクスが向上し、確実なグリップが得られるため、ドライバーはいつでも迷い無く、正確にコーナーを抜けることができます。利用可能なトラクションから最大限の性能が引き出され、コーナーを抜ける際には安定した車両姿勢で優れた加速性能が発揮されます。「スポーツ」モードでは、トラクションマネジメントシステムがさらに大きなトルクをリアアクスルに配分するため、アクセルオン操作でコーナリングラインをより確実にトレースできるようになります。

ベントレーの3チャンバー・アクティブ・エアサスペンションとアダプティブダンパー、そしてベントレーがベンテイガや第三世代のコンチネンタルGTにいち早く採用した48Vのアクティブアンチロール制御システム「ベントレーダイナミックライド」は、シャシー技術の要であり、互いに連携して妥協なきボディコントロールと乗り心地を実現します。ベントレーダイナミックライドは、各アンチロールバー内に搭載されたパワフルな電気モーターが車体のロールを抑制します。最も硬い設定にすると、各モーターが0.3秒で1300Nmを発揮してコーナリングフォースを抑え、ボディを水平に保ちます。

エレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)はドライブモードに応じてドライバーが可能な限り自由な走りを楽しめるように設定されています。危険な状態が検知されるとGTスピードに搭載されたセーフティシステムが作動します。ESCが介入すると、でこぼこな路面や傾斜面または荒天時でも安定性がしっかりと確保されます。「ダイナミック」モードではESCの介入が抑えられ、腕に自信のあるドライバーはコーナリング時の車両姿勢を自身でコントロールできます。

ESCをオフにすると、GTスピードのトラクションとこのクルマ本来のバランス性能が際立ち、これまでベントレーのレーシングマシンでしか体験できなかったドライバー重視の走りを堪能できます。オールホイールステアリングとeLSDの効果によって鋭いターンインを決めた後、アクセルとステアリングを巧みに操作し、難なくコーナーを脱出できます。

GTスピードには、向上したシャシー性能に相応しい新設計のカーボンセラミックブレーキがオプションとして導入されます。耐フェード性に優れ、ブレーキペダルにはしっかりとした踏み応えがあり、カーボンシリコンカーバイド製ブレーキディスクは食いつきの良さを発揮します。最高速からのフルストップ時に発生する最大10メガジュールのエネルギーも、10ピストンのフロントキャリパーと4ピストンのリアキャリパーが圧倒的な制動力で受け止め、熱に変換します。素材をカーボンセラミックにすることによってばね下重量が33kg以上も軽くなる上、ブレーキダストが極めて少なく、スピードモデル専用22インチホイールの美しいルックスを手間をかけずに保つことができます

コンチネンタルGTスピードが放つスリリングなパフォーマンス
新型GTスピードはベントレーグランドツアラーが誇る動力性能を最高レベルまで引き上げつつ、兄弟モデルと同様の豪華さ、快適さ、使いやすさを備えています。ベントレーの代名詞ともいえる6.0リッターW12 TSIエンジンの改良版を搭載し、最高出力は現行のW12モデルを24PS(4%)上回る659PS。最大トルクは900Nmという驚異的な数値を維持しています。このエンジンと傑出したハンドリングがもたらす最高速は335km/h、0-100km/h加速は3.6秒となり、0.1秒短縮されました。

エンジンとトランスミッションはドライバー重視というこのクルマの資質を活かすべく、入念に調整されています。その特性が最も顕著に現れる「スポーツ」モードでは、シフトアップのタイミングを遅らせ、シフトダウンを早めることにより、W12ツインターボチャージャーがパワーバンドに長く留まるようチューニングされています。その結果、ドライバーのアクセル操作に対し、クルマがより機敏に反応します。

「スポーツ」モードではスタンダードなW12モデルと比べて、8速デュアルクラッチトランスミッションが2倍の速さで変速します。これも、スピードモデルの特徴です。また、始動時とシフトダウン時のエキゾースト特性も強化されています。

コンチネンタルGTスピードは圧倒的なパフォーマンスを発揮するだけでなく、ベントレーのストップスタートテクノロジーを採用し、効率性を最大限に引き出します。このテクノロジーにより、車両が静止しているときに加え、停車直前にもエンジンが止まります。

ベントレーの可変シリンダーシステムは、特定の条件下で12気筒の内の6気筒を休止します。気筒の休止や復帰にドライバーが気づくことはありません。指定の気筒において、吸気バルブと排気バルブ、燃料噴射、点火がすべて休止し、6気筒エンジンとして作動するため、燃費向上につながります。

エクステリアデザインが物語るGTスピードらしさ
コンチネンタルGTの筋肉質なボディがGTスピードではさらに力強さを増しています。エクステリアに採用されたスピードモデル特有のディテールが、アスリートを思わせるパワフルな佇まいを引き立て、コンチネンタルGTが纏うゆったりとした優雅な雰囲気にしっくりと馴染みます。

スピードモデルでは、ラジエターグリルとバンパーロアグリルをダークティントとしたほか、造形の美しいスポーツタイプのドアシルやダークティントのラジエターマトリクスを採用し、フロントフェンダーにはクロームのスピードバッジをさりげなくあしらいました。

ホイールはコンチネンタルGT随一の高性能バージョンに相応しく、ブライトシルバーのスピード専用22インチホイールです。ダークティント仕上げまたはブラックグロス仕上げのオプションも選択できます。「ジュエル」フューエルフィラーキャップと「ジュエル」オイルフィラーキャップは標準装備。両サイドのドアシルに取り付けられたイルミネーション付きベントレートレッドプレートからもスピードモデルの実力が伝わってきます。

 ラグジュアリーを極めた唯一無二のキャビン
新型コンチネンタルGTスピードのキャビンはベントレーの職人技が凝縮された世界最高のカーインテリアです。スピードモデル専用のトリムやバッジとハンドクラフトされた素材とが絶妙に調和しています。希望に合わせてカスタマイズすることも可能です。

室内はレザーとアルカンターラで手仕上げされたデュオトーンカラースプリットで彩られ、ステアリングホイールも同様のカラーで統一されます。コンチネンタルGTスピードの性能の高さを予感させるインテリアです。助手席側フェイシアに設けられたエレガントなスピードのアイコンは、エクステリアのバッジと揃いのデザインです。

豪華なインテリアをさらに自分好みに演出できるよう、メインハイド15色とセカンダリーハイド11色が用意されているほか、スピード専用カラースプリットではアルカンターラをレザーに置き換えることもできます。センターコンソールのオプションとして、エンジンターン加工されたダークティントのアルミニウムが新たに追加されました。機械加工によって刻まれた緻密な幾何学模様が美しい輝きを放ちます。

ベントレーの「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルトは標準装備に含まれます。ヘッドレストに施された「Speed」の刺繍が、スタンダードなコンチネンタルGTとの違いをほのめかします。

ウッドパネルは標準設定のPiano Blackをはじめ、様々な種類が用意されています。Crown Cut Walnut、Dark Stained Burr Walnut、Dark Fiddleback Eucalyptusは無償オプション、木目の美しさを生かしたオープンポアフィニッシュはDark Burr Walnut、Crown Cut Walnut、Koaの3種類をご用意しております。

他のコンチネンタルGTと同じくGTスピードも4人乗りで、グランドツーリングカーとしておろそかにできないトランク容量は驚きの358L。こだわりのディテールを散りばめ、最先端のインストルメントパネルと人気のベントレーローテーションディスプレイを搭載し、ドライバー重視の超高性能を誇る新型GTスピードが、コンチネンタルGTの世界観をさらに押し広げます。

日本ではすでに受注を開始し、デリバリーは2021年第4四半期を予定しております。メーカー希望小売価格は33,900,00010%消費税込み)となります。