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ベントレー、累計生産台数200,000台を達成
  • 1919年の創業以来200,000台目の生産を祝い、本社で記念式典を開催
  • 101年間で生産された車の75%が、この18年間にクルー工場で生産
  • 記念すべき車両はベンテイガハイブリッドで、ベントレーの電動化を象徴
  • 現存する最古のベントレーであるEXP2が200,000台目の車と誇らしげに並び、ベントレーに長く努める従業員たちが祝福
  • 歴史的な偉業の達成のカギとなったのは、ベストセラーのコンチネンタルGTグランドツアラーとベンテイガSUVの成功
  • 現在の生産台数は1日85台で、20年前の1か月の生産台数と同じ
  • 昨年発表された「ビヨンド100」戦略に基づき、持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーになることが今後の目標
  • 2030年までに完全なカーボンニュートラルを実現し、すべてのラインナップをBEVに変更する予定

ベントレーは本年3月26日に、輝かしい100年以上の歴史において200,000台目となるラグジュアリーカーを生産しました。記念すべき200,000台目は中国のお客様のために作られたベンテイガハイブリッドで、この生産を祝し、今週、クルー本社の生産ラインから運び出されるタイミングに合わせ、現存する最古のベントレーであるEXP2と長く務める従業員たちが集いました。このことは、コンチネンタルGTやベンテイガのような現代モデルの成功によってベントレーが大きく姿を変えたこの特別な20年間の最後を飾るものでもあります。

さらに記念すべきことに、200,000台目の車は、2003年以降クルーで生産された154,396台目の車でもあります。2003年は初代コンチネンタルGTが現代ベントレー初のモデルとしてローンチされた、ベントレーにとってはブレークスルーの年でもあります。ベントレーは1日85台の車を生産していますが、これは20年前の1か月の生産台数と同じです。

これと比較すると、ベントレーが1919年にベントレーが設立されてから2002年までに生産された車は44,418台で、そのうち38,933台がクルーで生産されました。この間、ブロワーやRタイプコンチネンタル、ミュルザンヌ、アルナージ、アズールなど、時代とともに様々なアイコニックなモデルがありました。驚くべきことに、イギリス市場に出されたベントレー車の84%がまだ現役で走っています。

2003年以降クルーで行われた主要な投資計画は、ラグジュアリーグランドツアラーの決定版であるコンチネンタルGTの成功と密接に関係しています。今年1月に、80,000台目のコンチネンタルGTがオーダーメイドで生産されました。

会長兼CEOのエイドリアン・ホールマークは以下のようにコメントしています:

「200,000台目の車を生産できたことは、1919年の設立よりベントレーが歩んできた特別な旅のランドマークの一つです。2003年にコンチネンタルGTを導入したことは、このブランドに変革をもたらし、このモデルだけで200,000台中80,000台を売り上げ、新しいセグメントを開拓するとともにブランドの現代的なイメージの基盤を創り上げました。

ベントレーの進歩の過程は2003年に急加速しましたが、私たちは現在、さらなる変革の時期に入っており、これからは「ビヨンド100」戦略に基づき持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーになるという目的を追求していきます。」

この記念すべき瞬間に立ち会うため、200,000台目のベンテイガハイブリッドと最古のEXP2とともに、ベントレーで最も長く働いている従業員たちが集まりました。スティーブ・ワードは1977年に入社し、42年前に父の跡を継いで彼自身のベントレーでのキャリアを始めました。

スティーブは、車両分析エンジニアとして、1980年以降すべてのモデルに積極的に関与し、世界中でテストして現代ベントレーの変革を直接体感してきました。

コンチネンタルGTは究極のハイスピードラグジュアリーカーであり、この分野におけるベンチマークであり続けています。この3月には、史上最もパフォーマンス重視で、快適性と豪華さにも妥協のない新型コンチネンタルGTが発表されました。

コンチネンタルGT同様、真にベントレーらしいドライビングエクスペリエンスと比類ないラグジュアリーさを追求したモデルであるベンテイガも成功を重ねてきました。2015年に発表されて以降、ラグジュアリーSUVという新たな分野を開拓し、最速のSUVであり、現在までに25,000台以上の売り上げを達成しています。今後10年間でコンチネンタルGTの総販売台数を超え、ベントレー史上最も売れるモデルになることが予想されています。

また、フライングスパーも、2005年以降40,000台を生産しており、世界で最も成功したラグジュアリースポーツサルーンとなっています。

ベントレーの未来に目を向けると、2020年11月に「ビヨンド100」戦略を発表し、生産過程に関する高い目標を設定しました。2030年までに完全なカーボンニュートラルを実現し、クルー工場を気候変動に配慮した工場にする予定です。

2026年までにPHEVとBEVのみへ移行し、2030年までにすべてのラインナップをBEVに切り替えます。先進的な「ビヨンド100」戦略は、ベントレーがラグジュアリーカーメーカーとして次の100年を歩む上で、ビジネスのあらゆる側面を変革していきます。