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新型ベンテイガスピード:究極のベンテイガ
  • エフォートレスなパフォーマンスと比類なきクラフトマンシップの融合
  • 6.0リッターW12エンジンが635PS900Nmを発揮
  • 最高速度306km/h0-100km/h加速3.9
  • 圧倒的な実力を際立たせる大胆なエクステリアデザイン
  • アルカンターラ製トリムと独特のディテールを採用したスピード専用インテリア
  • クルー本社にてハンドビルドとテストが行われるパワフルなW12エンジン
  • 気筒休止と惰性走行技術による効率向上
  • 日本導入は2021年第2四半期予定
  • メーカー希望小売価格は31,977,000円(10%消費税込み)

ベントレーモーターズは本日、新型ベンテイガスピードの詳細を発表しました。ベンテイガシリーズの最高峰に君臨するベンテイガスピードがエフォートレスなパフォーマンスと妥協無きラグジュアリーを実現します。クルー本社でハンドビルドされるベンテイガスピードにはW12エンジンが搭載され、マリナードライビングスペシフィケーションをはじめ、ベンテイガが誇る豪華装備の多くが標準装備されます。

「スピード」というネーミングが初めて登場したのは2007年のコンチネンタルGTでした。ベンテイガスピードには、歴代「スピード」モデルの伝統と先代ベンテイガスピードの圧倒的性能が受け継がれています。2018年、過酷なレースとして知られるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦した先代モデルは、量産SUVの新記録を樹立し、その性能の高さを証明しました。

新型ベンテイガのデザイン一新に伴い、新型ベンテイガスピードにも同様のデザインが採用され、全ラインアップにおけるベントレーのデザインDNAの統一が図られています。また、新型ベンテイガスピードは最新の車載テクノロジーを搭載し、キャビンの快適性も向上するなど、外見だけでなく中身も大幅な進化を遂げています。

ベントレーのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは次のようにコメントしています。

「ラグジュアリーSUVのベンチマークは新型ベンテイガによって引き上げられ、競合他車の比較指標となっています。世界唯一のラグジュアリーハイブリッドとなる新型ベンテイガハイブリッドの発表を数ヶ月後に控えてはいますが、圧倒的パフォーマンスをお求めの皆様に対しても、その期待にお応えしたいと私どもは考えております。新型ベンテイガスピードは世界最速SUVであり続けるだけでなく、新型ベンテイガシリーズの最高級モデルであり、比類無き豪華さと高性能を備えた、まさに究極のベンテイガと呼ぶに相応しいクルマです」

パワーとパフォーマンスと敏捷性
新型ベンテイガスピードでは、ベンテイガの傑出した実力が新次元へと進化し、6.0リッターW12ツインターボチャージャーが最高出力635PSを発揮。最大トルクは900Nm、1500rpmから5000rpmにかけて発生するこの分厚いトルクが、どんなときでもエフォートレスな加速を可能にします。W12エンジンは熟練の職人により手組みされますが、このエンジンの製作だけで、1台のベンテイガスピードの完成に必要な総作業時間の約10分の1が費やされます。

圧倒的なパフォーマンスと快適性とハンドリングを持ち合わせたこのクルマは、最高速度が306km/hにアップし、0-100km/h加速は3.9秒を実現しています。

このようにパワフルなエンジンでは効率性も重要です。複雑なレイアウトのW12で気筒休止を効果的に行うため、エンジンコントロールユニットが状況に応じて片側バンクの6気筒すべてを停止させます。吸排気センサーからのデータに基づいてA/Bバンクを切り替えることにより、シリンダーと触媒コンバーターの温度低下を最小限に抑え、排出ガスの一時的な増加を回避します。これがCO2排出量の低減だけでなく、アクセル半開での巡航時における大幅な燃費向上にもつながります。

5速から8速の間で走行中、例えば高速道を一定速度で走行中などのときにドライバーがアクセルペダルを戻すと、トルクコンバーターが開放されてエンジンがアイドリング状態となり、惰性で走行できます。アクセルペダルを再び踏み込むか、下り坂で速度が上昇した場合は、トランスミッションが再び接続されます。

こうしたパワーを適切に活用するため、ベンテイガスピードにはオンロード向けに4‍種類のドライブダイナミクスモードが用意されています。「コンフォート」モードは乗り心地を重視、「スポーツ」モードは走りを重視、クルー本社のベントレーシャシーチームが推奨する「ベントレー」モードは乗り心地と走りのバランスが絶妙です。もう一つは、お客様が好みの設定にできる「カスタム」モードです。

「スポーツ」モードは、新型ベンテイガスピード専用にチューニングされ、W12エンジンと8速オートマチックトランスミッションのレスポンスだけでなく、エアサスペンションシステムとベントレーダイナミックライドのレスポンスも向上させ、これまで以上にダイナミックで一体感のある走りを実現しています。

ベントレーダイナミックライドは世界初となる電動式アクティブ・ロール・コントロール技術であり、他では例を見ない48Vのシステムを採用しています。ベントレーダイナミックライドがコーナリング時のロールを即座に抑え込み、タイヤの接地性を最大限に高め、クラストップのキャビン安定性と快適な乗り心地、優れた操縦性を実現します。ベントレーのトルク・ベクタリング・バイ・ブレーキもチューニングが見直されています。コーナー入口で内側後輪に軽くブレーキをかけることでフロントアクスルのターンインがよりシャープになり、ベンテイガスピードのレスポンスの良さが一層際立ちます。

ベンテイガスピードにオプション装備されるカーボンセラミックブレーキは、制動力が6000Nm、耐熱温度が1000°Cという、ベントレー最大かつ最強のブレーキです。しかも、鉄製ブレーキと比べて20kg以上も軽量です。

実力にマッチしたスタイリング
ベンテイガスピードのエクステリアは、その進化したパフォーマンスに相応しい堂々たるルックスです。ダークティントのヘッドライト、ボディと同色のサイドスカート、独特の前後バンパー、延長されて印象的になったテールゲートスポイラーなどが、新型ベンテイガスピードの計り知れない実力を物語ります。ダークティントで統一されたラジエターとバンパーグリル、ペイント仕上げとダークティント仕上げの2種類から選択可能な22インチの専用ホイール、ボディにあしらわれたスピード専用バッジなどからスポーティさが漂います。リアには、W12エンジン搭載車であることを示唆するような楕円形のエキゾーストフィニッシャーが装着され、ダークティントのテールライトがスピードモデルのエクステリアをぐっと引き締めます。

エクステリアは標準17色。そのほかにオプションカラーとマリナーによるカラーが47色用意され、オプションのデュオトーンは24種類から選択できます。この全88‍色の中にご希望の色がないというお客様には、色見本となるアイテムをご提示いただければ、お好みの色をお作りいたします。また、豊富なエクステリアカラーに合わせ、レザー15色、カラースプリット6種類、ウッドパネル8種類、テクニカルフィニッシュ2種類が用意されています。

ベンテイガスピードのインテリアには、ラグジュアリーとパフォーマンスのバランスが唯一無二のドラマティックなデザインテーマが採用されています。カラースプリットはスピードモデル専用で、シートとインテリアトリムのプライマリーレザーがアクセントとなり、ダークカラーを引き立てます。ドア周りや、シートクッションとバックレストボルスターの縁部分、ロアコンソールなどには、コントラストカラーのレザーが躍動感あふれる優雅なデザインで配置されます。

スピードモデルのカラースプリットには、ベンテイガのキャビンで初めてアルカンターラ®が導入されます。導入箇所はシートクッション、バックレストセンターパネル、ギアレバー、ステアリングホイール、下部ニートリム、アッパーピラートリム、ヘッドライニングです。これらの箇所にレザーをご希望の場合は、レザースペシフィケーションをお選びいただけます。

すべてのシートバックレストには標準設定で「Speed」の刺繍が入ります。「Speed」の刺繍の代わりに、無償オプションとしてベントレーのロゴを入れることもできます。

マリナードライビングスペシフィケーション(標準装備)のダイヤモンドキルトを彩るコントラストステッチもスピードモデルのために新しくなりました。縫い目の片方はレザーと同色、もう一方はコントラストカラーと同色になります。フロントフェイシアには金属製の「Speed」バッジがさりげなくあしらわれ、イルミネーション付き「Speed」トレッドプレートが特別感を盛り上げます。

最先端のインフォテインメント
新型ベンテイガに導入される最先端のインフォテインメントシステムが、ユーザーインターフェースの新基準を打ち立てます。10.9インチの高解像度タッチスクリーンは画面のサイズも明るさも向上し、反射防止処理とアンチグレア処理が施され、タッチ性能も大幅に向上しています。センターフェイシアの幅いっぱいに拡大されたスクリーンの現代的なデザインが光ります。

表示コンテンツは、画面下のハードキーまたはメインメニューから選択できます。ダッシュボードの画面に表示するコンテンツも、電話やナビゲーション、メディアなど、お気に入りを3つ選択できます。

これまでの各メディアソースに加え、ワイヤレスのApple CarPlayが標準設定されます(有線システムも引き続き標準設定です)。Android Autoも標準設定です。対応するスマートフォンを車内のUSBタイプCポートに接続すると、中央のインフォテインメントスクリーンにスマートフォンのディスプレイが映し出されます。

新型ベンテイガスピードのドライバーインフォメーションパネルは、コンチネンタルGTや新型フライングスパーのそれと同じく、フルデジタル仕様です。このデジタルディスプレイがコクピットをモダンに演出します。表示項目はドライバーがカスタマイズ可能で、エレガントなグラフィックスを使ったリアルタイムのライティングエフェクトも魅力的です。

高解像度スクリーンの表示レイアウトは「クラシック」または「エクスパンデッド」の2‍種類から選択できます。クラシックビューではトラディショナルな丸形のスピードメーターとタコメーターが表示されます。エクスパンデッドビューでは右側のメーターに代わり、マップとメディア情報が拡大表示されます。

ブラックスペシフィケーション
ベンテイガスピードのスポーティさを前面に押し出したいというお客様には、ブラックスペシフィケーションがお勧めです。エクステリアのすべてのクロームパーツとブライトウェア、そして一部のボディパーツがグロスブラックかカーボンファイバーに置き換わり、より一層インパクトのあるビジュアルに変身します。フロントバンパースプリッターとサイドシルは手作業でカーボンファイバーに変更され、リアバンパーディフューザーはグロスブラックになります。エクステリアのブライトウェアはルーフレールを含め、すべてグロスブラックに置き換わり、ベンテイガスピード専用の22‍インチホイールとエキゾーストフィニッシャーもグロスブラックとなります。標準装備のルーフスポイラーは、カーブしたデザインのカーボンファイバーになります。

ベンテイガスピード:ベンテイガシリーズの最高峰
2015年に登場したベンテイガはいくつもの賞に輝き、ラグジュアリーSUVのベンチマークを確立し、地形や走行条件をものともしない究極のグランドツーリング体験をお届けしてきました。

そのベンテイガシリーズの最高峰に君臨するベンテイガスピードは、最もパワフルで、最もパフォーマンスを重視したベンテイガです。ベンテイガスピードの発売が予定されているのは12気筒のSUV人気が高い地域、つまりアメリカ、中東、アジア太平洋地域です。新型ベンテイガシリーズのトリを飾る新型ベンテイガハイブリッドもまもなく発表されます。世界で最もラグジュアリーなSUVが充実のラインアップで皆様の期待にお応えします。

日本でのデリバリーは2021年第2四半期を予定しており、メーカー希望小売価格は31,977,000円(10%消費税込み)となります。