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ラグジュアリーSUVの最高峰、新型ベントレー ベンテイガ
  • ベントレーのラグジュアリーSUVがセグメントをリードし、再び新風を巻き起こす
  • 新型ベンテイガはパワー、ラグジュアリー、ユーザビリティのすべてが最高峰
  • 前後のエクステリアデザインを一新、ベントレーのデザインDNAを活かした逞しくエレガントな佇まい
  • インテリアはシートとトリムを完全新設計、リアの足回りスペースを拡大
  • 次世代インフォテインメントシステムは10.9インチスクリーン搭載、超高解像度
    グラフィックス採用、コネクティビティが劇的に向上
  • ダークティントのダイヤモンドブラッシュドアルミニウムトリムをベントレー初採用
  • 4.0リッターV8ツインターボガソリンエンジンが550PS、770Nmを発揮
  • 新型ベンテイガ V8に続き、ハイブリッドモデルとパフォーマンス重視のスピード
    モデルを発売予定
  • メーカー希望小売価格は21,428,000円(税込)
  • 日本へのデリバリー開始は2020年年末頃を予定。

ベントレーは本日、最高峰のラグジュアリーSUVを謳う新型ベンテイガの詳細を発表しました。ベンテイガは発売以来、職人の手によって2万台以上が製作され、並みいる競合車を相手に販売面でも大きな成功を収めてきました。このサクセスストーリーの次章を新型ベンテイガが担います。

エクステリアはベントレーのデザインDNAを活かした新デザインとし、ラインアップ全体で共通化されるこのデザインによって、他のラグジュアリーカーメーカーを寄せ付けない、フレッシュでモダンなベントレーファミリーを構成します。新型車は最新の車載テクノロジーを搭載し、キャビンの快適性がさらに向上するなど、外見も中身も大幅な進化を遂げています。

高性能グランドツアラー、ラグジュアリーリムジン、広々としたファミリーカー、オフロード車といった性能をすべて持ち合わせ、今日販売されているクルマの中で最も万能であるという先代モデルの特長も継承します。

ラグジュアリーSUVというセグメントを確立した先代モデルをさらに改良し、究極のパワーとラグジュアリーとユーザビリティを提供します。設計、エンジニアリング、そして職人の手による製作まで、すべてが英国クルーで行われる新型ベンテイガが、先代モデルの成功を礎に、さらなる高みを目指します。

ベントレーモーターズのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOのコメントです。

「約5年前に発売したベンテイガはラグジュアリーSUVの先駆けとなりました。コンチネンタル GTがそうであったように、初代ベンテイガもまた、まったく新しいセグメントを創出したのです。当社がセグメントのベンチマークを確立して以来、競合他社の進出が相次ぎましたが、ベンテイガほどの万能性を誇るクルマは他にはありません」

「当社は新型ベンテイガによって、ラグジュアリーSUVセグメントの頂点を引き上げ、ライバルのさらなる引き離しを目指します。私たちはお客様の声に耳を傾け、お客様が最も大切だとお考えのポイントに対し、改善を重ねて参りました。新型ベンテイガは、先代モデルの性能と魅力をモダンかつ美しく進化させた結晶です」

新型ベンテイガの注目ポイント

新型ベンテイガでまず注目すべきは、驚くほどダイナミックなルックスです。第3世代のコンチネンタルGTと新型フライングスパーに導入された、ベントレーの新しいデザイン言語からインスピレーションを得ました。ベントレーの新たなラインアップを構成するこれら3車種は、これまで以上にデザインの統一が図られています。大胆なスタイリングによって堂々とした存在感を生み出しつつも、フロント部分の全パネルの設計を見直すことによって、すっきりとモダンな外観に仕上げました。

大型化されたマトリクスグリルは、より垂直にそそり立ち、インテリジェントな新設計LEDマトリクスヘッドライトには、クリスタルカットガラスをイメージした独自デザインを採用。アグレッシブな印象のフロントバンパーからは、このクルマの驚異的なパフォーマンスがひしひしと伝わってきます。フロントガラスに初導入されるウェットアームワイパーは、各ワイパーアームに22のウォッシャージェットを内蔵しています。

新型ベンテイガのリアデザインも全面的に見直されました。車幅いっぱいに延びたテールゲートに溶け込むように新設計リアライトを配置。ライセンスプレートはバンパーへと移動し、すっきりとした印象に仕上っています。分割型のワイドなテールパイプは、このクルマの強力なパワーを主張します。リアトレッドの20mm拡張によってダイナミックさが強調され、ホイールアーチ内のホイール位置も変更されて、このクルマの佇まいが向上しています。ホイールもベンテイガ専用の新デザインです。

新型ベンテイガでは、もともと定評あるインテリアに一層磨きがかかっています。主に、センターフェイシア、ステアリングホイール、ドアトリムなどが新設計となり、シートも一新されています。オプションの5シートの場合、リアシートにもベンチレーターが付属します。シート設定によって異なりますが、リアキャビンの足回りスペースが最大で100mm広くなり、ゆったりとくつろぐことができます。

次世代インフォテインメントシステムは、ベントレーの翼をイメージしてハンドクラフトされたダッシュボードにシームレスに組み込まれ、エッジトゥエッジの10.9インチディスプレイが搭載されます。このデジタルディスプレイは完全新設計で超高解像度、しかもドライバーの好みに合わせて設定を変更できます。

リアシートに装備される新設計タッチスクリーンリモートはサイズが大きくなりました。新型フライングスパーに導入されたものと同様の便利なタブレットです。コネクティビティも大幅に改善され、USBタイプCポートとワイヤレススマートフォンチャージャーが標準設定されます。

豪華なインテリアを一層引き立てたい場合は、ベントレー初となるダークティントのダイヤモンドブラッシュドアルミニウムのトリムを選択できますし、まっすぐな杢目が美しいウッドパネル、KoaとCrown Cut Walnutもベンテイガのオプションにプラスされます。マリナードライビングスペシフィケーションには新たなキルトデザインが加わり、シートの新しいオプションとしてはマイクロパイピングが登場します。

新型ベンテイガはまず、スーパーカーのパフォーマンスと日々の使い勝手の良さをバランス良く兼ね備えたV8モデルが発売され、続いてプラグインハイブリッドとW12エンジン搭載のスピードモデルの発表を年内に予定しています。4.0リッターV8ツインターボガソリンエンジンは550PS、770Nmという圧倒的なパワーとトルクを発生します。

ベンテイガのプロダクトラインディレクターであるクリス・コール氏は次のようにコメントしています。

「新型ベンテイガを開発する上で掲げた目標は、一言で言うと、ベストなものをさらにレベルアップするということでした。すでにベンテイガをご所有のお客様の声にじっくりと耳を傾け、そのご意見を基に、よりご満足いただけるオールラウンドな新型車を目指しました」

「新型コンチネンタルGTや新型フライングスパーといったベントレーファミリーに共通する、この上なく洗練された品質とデザインを新型ベンテイガにも取り入れています。すでにラグジュアリーSUVの頂点に君臨するベンテイガが、さらなる高みに到達します」

ラグジュアリーSUVセグメントを創出したベントレー ベンテイガ
初代ベンテイガは2015年11月に発売が開始され、まったく新しいセグメントを創出しました。世界初のラグジュアリーSUVとしてベンチマークを確立し、どんな地形にも挑んでいけるという新しいグランドツーリングの楽しみをもたらしました。

初代ベンテイガはスピード、パワー、ラグジュアリーで他を凌駕する世界最高峰のSUVでした。その開発には8億4千万ポンドが投資され、英国で1500人の雇用を創出しました。そしてベントレーは、SUVを発表した最初のラグジュアリーカーブランドとなりました。

ベンテイガは自動車史上例のない幅広い性能を目指して設計されました。ベントレーが誇るクラフトマンシップ、ラグジュアリー、クオリティを踏襲しつつ、スーパーカーのパフォーマンスとリムジンの乗り心地を両立し、半自動走行を可能とし、パワートレインには複数のバージョンを揃え、最高のプレミアムSUVに匹敵するオフロード性能を発揮することが求められました。

そうして完成したベンテイガは、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドのどのエンジンでもクラストップのパフォーマンスを誇り、いくつもの国際的な賞に輝きました。2019年にはベントレーの世界販売台数の45%をベンテイガが占め、ベントレーで最も人気の高いモデルとなりました。

初代モデルの発売以来、ベンテイガによって創出されたラグジュアリーSUVセグメントには、ライバル各社がニューモデルを次々に投入していますが、 ベンテイガがラグジュアリーSUVのベストセラーであることは今も変わりありません。

ベンテイガの素晴らしさは販売実績だけではありません。これまでに、地球上で思いつく限りのあらゆる地形を走破しています。デンマークのビーチでカイトサーファーとスピードを競い、チリとボリビアにかけて広がる不毛な砂漠を横断し、アイスランドを駆け抜け、中東では砂丘を滑るように疾走しました。そして、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムレースでは、量産型SUVにおける新記録を樹立しました。スペシャルエディションについても、フライフィッシングやフィールドスポーツに特化したモデルのほか、鷹狩りの道具を備えたものまで発売されました。現在もなお、ベンテイガ スピードは最高速度305km/hを発揮する世界最速SUVです。

そして今年、ベントレーは新型ベンテイガを発表し、市場を牽引するリーダーの座をより堅固なものとします。初代ベンテイガのオーナーの7割ほどは新規のお客様でしたが、そういったオーナーの皆様から寄せられたフィードバックを基に、エクステリアの存在感、インフォテインメントシステム、リアシートパッケージなどを一新した新型ベンテイガが、再び新風を巻き起こします。

新しいエクステリアデザイン

新型ベンテイガのエクステリアデザインはリニューアルされ、スタイリッシュで毅然とした印象の中に、ベントレーの新しいデザイン言語が色濃く反映されています。車両前後の全パネルの設計を変更することによって、すっきりとモダンな外観を作り上げました。ただし、抗力係数や揚力係数はこれまでと同じです。

ベントレーモーターズのエクステリアデザイン責任者であるジェーピー・グレゴリー氏は次のようにコメントしています。「私たちは長い時間をかけ、このクルマのプロポーションとキャラクターの改善方法を検討してきました。新型ベンテイガは、一目でベントレーと分かるデザインを踏襲していますが、路上での存在感は以前よりぐんと増しています」

「これが進化したベンテイガの姿です。どの角度から見ても自信に溢れた佇まいのSUVです。そそり立つグリルと高めの位置に取り付けられた印象的な楕円形ヘッドライトが、きりりとしたモダンな表情を作り上げます」

精巧なディテールは、第3世代のコンチネンタルGTやリムジンのような新型フライングスパーといった最新のベントレーファミリーからインスピレーションを得ています。

中でも注目すべきは新設計のマトリクスグリル。先代よりも大型化され、より垂直にそそり立ち、ベンテイガのエレガントなボンネットがクロームのボディパーツまでストンとつながっているような印象をもたらします。それによって、アップライトで威厳ある姿が強調されています。また、新設計のLEDマトリクスヘッドライトが、これまでより外側の30mm高い位置に移動しました。

新設計の楕円形ヘッドライトはベントレー初採用です。ベントレーではお馴染みとなったクリスタルカットデザインの効果により、点灯していないときでもキラキラと輝いて見えます。モダンな光で魅せるウェイクアップシーケンスでもヘッドライトが点灯します。

側面に目を向けると、筋肉質なデザインが一目瞭然です。くっきりとしたパワーラインの上方には新設計の延長型フロントフェンダーベントを設け、ドア下部モールディングも刷新し、控え目なV8バッジをあしらいました。

インパクト溢れる新設計22インチホイールは仕上げ方法を2種類から選択でき、ホイールデザインは5種類に増えました。どのホイールもベントレー独自のデザインです。ホイールアーチ内のホイール位置を横方向に調整したことにより、このクルマのダイナミックな佇まいが強調され、ホイール表面とホイールアーチとの水平方向の隙間が四隅とも削減されました。

最も劇的な変化を遂げたのは、新型ベンテイガのリアデザインと言えるでしょう。先代モデルとは根本的に異なる仕上がりとなっています。コンチネンタルGTと共通の楕円形テールライトがベンテイガに初採用されています。このテールライトが深みのある立体的な光を放ち、格子模様が宝石のように輝きます。ウェルカムライト作動時には、流れるように点灯するウィンカーとともに、テールライトも点灯します。

テールライトが配置されているテールゲートも完全新設計で、車幅いっぱいに延び、コンテンポラリーですっきりとしたルックスを演出します。ライセンスプレートの位置をバンパーまで下げたため、上側にある「ベントレー」のエンブレムが際立って見えます。分割型の大型楕円形スポーツテールパイプは、テールライトのデザインを反映しています。新設計のルーフスポイラーをこれまでよりも延長したため、新型ベンテイガの横顔は従来よりも長く、エレガントに見えるようになり、クルマ全体のビジュアルからアスリートのような雰囲気が漂います。

ベンテイガのエクステリアカラーパレットには新色が2色加わり、さらに充実しました。ひとつはViridianで、コンセプトカーのEXP 10 スピード 6を思わせるダークなメタリックグリーン。もうひとつはPatinaで、ラグジュアリーさ漂うミッドトーンのオフホワイトです。

カスタマイズの選択肢も豊富です。ダイナミックで新鮮なルックスをさらに強調することも可能です。例えば、ブラックラインスペシフィケーションを選べば、エクステリアのクロームパーツがすべてブラックに置き換わり、都会的でモダンな雰囲気に変身します。

豪華なキャビンに新しい息吹を

先代モデルのキャビンもハンドクラフトから生まれた最高傑作でしたが、新型ベンテイガではそのキャビンデザインを一から見直しました。ラグジュアリーSUVのベンチマークとして、すでに高い評価を得ているインテリアに、他では見られない現代的な手法を取り入れ、豪華な素材と精巧なクラフトマンシップを絶妙に融合させています。

ベントレーのデザイナーが作り上げたのは、どこを旅するときも、これまで以上にリラックスできる室内空間です。ドアトリムとステアリングホイールを新設計としたほか、センターフェイシアとデジタルインストルメントクラスターの設計も見直すなど、大幅な変更によってインテリアのモダンさを強調しました。生まれ変わったインテリアに相応しい新設計シートは、その快適性において自動車業界の新たなベンチマークとなるでしょう。

ベントレーモーターズのインテリアデザイン責任者であるダレン・デイ氏は次のように述べています。「ベンテイガのインテリアは、その並外れた製造品質はもちろん、ラグジュアリーな雰囲気に包まれる快適空間として、高く評価されてきました」

「新型ベンテイガのセンターコンソール、シート、ドアトリムが変更されていることは誰の目にも明らかですが、お客様がすぐには気付かないような小さなアイテムも、新しいインテリアを形作る大切な要素です。ドアのグラブハンドルが水平タイプの新デザインになっていたり、シートに新しいステッチが施されていたりするのは、どれもデザインチームのこだわりの証です。新型ベンテイガの中には新たな発見の喜びが詰まっています」

新設計のセンターフェイシアは最新世代のインフォテインメントスクリーンを搭載し、クラストップのベンテイガに相応しい魅力的なビジュアルと高い実用性をもたらします。そのスクリーンを取り囲むダッシュボード全体のデザインは、名高いベントレーの「翼」の形をモチーフとしています。

従来はブルズアイ型センターベントが2つ配置されていましたが、シングルベントに変更されています。彫刻のようなシングルベントは滑らかなクロームベゼル付きで、メインインフォテインメントスクリーンの上に配置され、そのシングルベントの中にブライトリング製クロックが備え付けられます。センターコンソールの側面には長めの収納ポケットがあり、スマートフォンなどの小物の収納に最適です。また、ギアレバーの正面には、シグナルブースター付きのワイヤレスチャージャーがあり、スマートフォンを充電できます。

新型ベンテイガのシート設定は3種類です。標準設定は5シートですが、オプションの4シート設定では、リアシートが左右独立型となり、その中央にセンターコンソールが配置されます。3列7シートにすれば、実用性に富んだフレキシブルなシートアレンジが可能です。

5シートには新しいシートフレームが採用され、リアシートのリクライニング角度がこれまでの2倍になります。すべてのシートが、ショルダー部分を中心に彫刻のような形状に見直されています。新設計の発泡素材とシートカバーが標準設定となり、オプションのコントラストステッチやハンドクロスステッチをあしらえば、ディテールがさらに引き立ちます。シートのマイクロパイピングもベンテイガで初めて選択できるようになりました。以前は4シートでしか利用できなかったリアシートのベンチレーターも、5シートのオプションに追加されます。

4シートの膝回りスペースは、シートを倒さない状態で30mm、リクライニング時に100mmほど広くなり、贅沢な気分で快適なドライブを楽しめます。

マリナードライビングスペシフィケーションについては新しいキルトデザインが仲間入りするほか、ウッドパネルには真っ直ぐな杢目が美しいKoaとCrown Cut Walnutが新たに加わり、全8種類から選択できます。どのウッドパネルも環境に配慮した方法で採取されたものです。

新型ベンテイガでは、ベントレー初採用となるダークティントのダイヤモンドブラッシュドアルミニウム仕上げのトリムをオプションで選択できます。これは、ベントレーを象徴するマトリクスグリルデザインをイメージしたもので、アルミニウムを様々な方向から正確にブラッシュド加工するという非常に手の込んだ仕上げによって、立体感のある現代的な雰囲気を醸し出します。

最先端のインフォテインメント

新型ベンテイガに導入される最先端のインフォテインメントシステムが、ユーザーインターフェースの新基準を打ち立てます。10.9インチの高解像度タッチスクリーンは画面のサイズも明るさも向上し、反射防止処理とアンチグレア処理が施され、タッチ性能も大幅に向上しています。センターフェイシアの幅いっぱいに拡大されたスクリーンの現代的なデザインが光ります。

メインウィンドウの表示コンテンツは、画面下のハードキーまたはメインメニューから選択できます。ダッシュボードの画面に表示するコンテンツも、電話やナビゲーション、メディアなど、お気に入りを3つ選択できます。

新型ベンテイガのドライバーインフォメーションパネルは、コンチネンタルGTや新型フライングスパーのそれと同じく、フルデジタル仕様です。このデジタルディスプレイがコクピットをモダンに演出します。表示項目はドライバーがカスタマイズ可能で、エレガントなグラフィックスを使ったリアルタイムのライティングエフェクトも魅力的です。

高解像度スクリーンの表示レイアウトは「クラシック」または「エクスパンデッド」の2 種類から選択できます。クラシックビューではトラディショナルな丸形のスピードメーターとタコメーターが表示されます。エクスパンデッドビューでは右側のメーターに代わり、マップとメディア情報が拡大表示されます。

ラグジュアリーな各種装備

新型ベンテイガには、高度なテクノロジーを採用した革新的な新装備が多数導入され、車内で過ごす時間がより豊かなものとなります。

新型ベンテイガに搭載可能なオーディオシステムは2種類。標準設定のベントレーシグネチャーオーディオは

5

90W、12スピーカーで驚きの高音質をお楽しみいただけます。オプションのNaim for Bentleyシステムは、両フロントシート下のアクティブバススピーカーを含めた20基以上のスピーカーで1780Wを発揮。超高音域を再現するため、各AピラーとBピラーにはスーパーツイーターが配置されます。Naim for Bentleyオーディオには「デジタルメディア」モードから「クラシック」モードまで8種類のリスニングモードがあります。これは自動車業界では他に例がありません。また、Naim for Bentleyのスピーカーグリルは設計が見直され、照明付きのNaimバッジがプラスされています。

エアイオナイザーも注目の装備です。中央のエアベントからマイナスイオンを放出してキャビンの空気を清浄に保ち、乗員の健康を守ります。エアイオナイザーから放出されたマイナスイオンによって、 空気中を漂うほこりやアレルゲンなどの汚染物質がマイナスの電気を帯び、すぐ近くの物質表面に付着します。 その結果、乗員が呼吸する空気から汚染物質が除去されます。

新型ベンテイガのリアキャビンには、新型フライングスパーに導入されたものと同様の新設計タッチスクリーンリモートが備えられます。大きくなったタブレットで、様々なテクノロジーを使いこなすことができます。5インチディスプレイはグラフィックスが一層モダンになった上、内蔵のクアッドコアプロセッサと1GBのRAMによって処理能力が向上しています。タッチスクリーンリモートからは、リアシートのヒーターやマッサージのほか、メディアシステム、ナビゲーション、ムードライティング、ブラインドといった様々な機能を操作できます。

最新技術を採用したヘッドライトもドライバーをサポートします。ロービームは3種類の自動モードを備え、マトリクスシステムは対向車や先行車を幻惑することなく、常にハイビームでの走行を可能とします。

各マトリクスヘッドライトには82個のパワフルなLEDが配置され、高い機能性で安全運転をアシストします。他の車両等を検知すると、特定のLEDが自動的に消灯し、照射範囲を巧みに調整します。

アダプティブヘッドライトの設定は3種類。市街地走行に適した「タウン」モードは時速30マイル未満で作動します。照射距離は短くなりますが、照射範囲は広くなります。「カントリー」モードは時速30〜60マイルで作動し、より遠くまで照射しますが、照射範囲は狭くなります。「モーターウェイ」モードでは照射距離がさらに長くなり、光量が増して視認性が向上します。

フロントガラスに装備された新設計のウェットアームワイパーも視認性と利便性の向上に貢献します。ワイパーアームに22個のヒーター付きウォッシャージェットが内蔵されていますので、ウォッシャー液の吹き付け時に視界を遮られることがなく、洗浄効率も大幅に向上します。

初代モデルの大ヒットを後押しした人気の装備も新型ベンテイガにしっかり引き継がれています。ハンズフリーテールゲートや冷蔵機能付きボトルクーラーといった実用的なものから、シティスペシフィケーションやリアビューカメラといった安全をサポートするものまで、幅広くご用意しています。

高性能かつ高効率

新型ベンテイガはベントレーが誇る4.0リッター32バルブのデュアルツインスクロールターボチャージャー付きV8ガソリンエンジンを搭載し、驚異的なパワーと燃費を実現しています。このV8エンジンを8速オートマチックギアボックスと組み合わせ、最高出力550PS、最大トルク770Nm、最高速度290km/h、0-100km/h加速4.5秒という、スーパーカー顔負けの性能を見せつけます。

クラストップの性能を誇る新型ベンテイガ V8の持ち味はそれだけではありません。航続距離639km、CO2排出量302g/kmという値も達成。特定の状況で8気筒の内の4気筒を休止するシステムが、13.3L/100km(複合モード)という燃費に貢献します。4気筒になっても走行性能に妥協はありません。

新型ベンテイガではリアトレッドの20mm拡張を踏まえ、ベントレーダイナミックライドも改良されました。世界初の電動式アクティブロールコントロールテクノロジーとして登場したこのシステムが、操舵力を軽減し、リニアなレスポンスを向上させます。 ベントレーダイナミックライドがコーナリング時のロールを即座に抑え込み、タイヤの接地性を最大限に高め、クラストップのキャビン安定性と快適な乗り心地、優れた操縦性を実現します。

ベントレードライブダイナミクスモードとオプションのオールテレインスペシフィケーションを組み合わせれば、オンロード向け、オフロード向けともに数種類の走行モードを利用でき、その幅広さにおいても新型ベンテイガは他のSUVを圧倒します。走行モードはオンロード向け4種類、オフロード向け4種類の最大8種類。どのような路面状況であっても、ドライバーはダイヤルを回すだけで最適な走行設定を選択できます。

今後は、ラグジュアリーセグメント初となるプラグインハイブリッドの発売も控えています。先代ハイブリッドの魅力を受け継ぎつつ、ベントレー史上最高の効率性を誇るモデルとなり、電動化を目指すベントレーの足掛かりとなります。

パフォーマンス重視のスピードモデルの発売も予定しています。こちらは、精悍さを強調したスタイリングとなるでしょう。スピードモデルはベンテイガシリーズの最上位モデルであり、定評ある6.0リッターW12 TSIエンジンが搭載されます。

日本での受注はすでに開始されており、メーカー希望小売価格は21,428,000円(税込)、お客様へのデリバリーは本年年末頃からの開始を予定しております。