
ベントレー、2022年の過去最高の業績に続き、第1四半期も好調な業績を達成
- 英国ブランド、営業利益2億1600万ユーロでスタート – 2022年同期比で27%増
- 全体の売上高は8億1300万ユーロから8億8200万ユーロに
- 第1四半期は過去最高の売上高を記録、世界の自動車販売台数は10%増の3,517台へ
- ベンテイガの販売台数は全体の42%
- アメリカは39%増の1,157台と過去最高の販売台数を記録
- アジア太平洋および中東が最も好調な地域
- パーソナライゼーション、リミテッドエディション、コーチビルトのコレクターズアイテムにより、売上高利益率は4%に上昇
- ベントレーの画期的なビヨンド100戦略を反映した記録的な数字
ベントレーモーターズは第1四半期の決算を発表し、史上2番目の好決算となりました。英国のラグジュアリーブランドであるベントレーは、前年同期比27%増の2億1,600万ユーロの営業利益で2023年を迎えました。全体の売上高は、8億1,300万ユーロから9%増の8億8,200万ユーロに増加しました。
この数字は、営業利益が7億800万ユーロとなり、2018年と比較して10億ユーロ近く増加した2022年の記録的な年間成績に続くものです。また、この比類なき業績は、2021年比で3億1900万ユーロの増加となっています。
第1四半期の売上高利益率は、2022年の20.9%から24.4%に上昇しました。その多くは、モデルのカスタマイズ、より高い仕様の派生モデル、ユニークなマリナー・コーチビルトや限定モデルの販売など、オプションの取り込みに対する強い関心が継続したことによります。
また、第1四半期の数字は、世界販売台数の好調を反映しており、10%増の3,517台と例外的な数字を記録しています。アメリカ大陸では、2022年同期比39%増の1,157台となり、アジア太平洋(11%増)と中東(66%増)も好結果となりました。
最新の世界的な数字と新型車への需要により、ベントレーは、将来的に持続可能な高級モビリティをリードするための画期的なビヨンド100戦略の自己資金を得ることができました。これには、クルー工場への30億ユーロの投資や、2026年からわずか5年間で5つの新型BEVモデルを発売することなどが含まれています。
ベントレーモーターズの会長兼CEOであるエイドリアン・ホールマークは、次のようにコメントしています。
「厳しい世界情勢にもかかわらず、2023年は2022年の出発点と同じように、収益、営業利益、売上高利益率の成長を牽引し、再び堅調な財務数値でスタートしました。
アメリカ大陸におけるBentleyの記録的な業績も特に注目すべきもので、現在、私たちの高級車の3台に1台がこの地域で販売されています。ベンテイガ EWBの導入に加え、フライングスパーの成功がこの成長のカギを握っています。
今後については、当社のバランスのとれた流通モデルがこの成功の継続を後押しする兆しを見せているものの、市場に残るグローバルな課題については依然として慎重な姿勢でいます。」
第1四半期決算(累計)
実績 | 2023年第1四半期累計 | 2022年第1四半期累計 |
売上高 | 8億8,200万ユーロ (+9%) | 8億1,300万ユーロ |
営業利益 | 2億1,600万ユーロ (+27%) | 1億7,000万ユーロ |
売上高利益率 | 24.4 % | 20.9 % |
第1四半販売台数(累計)
市場 | 2022年第3四半期累計 | 2021年第3四半期累計 | 2022年第3四半期累計(構成比) |
南北アメリカ | 1,157 (+39%) | 832 | 33% |
中国本土、香港、マカオ | 666 (-12%) | 761 | 19% |
欧州 | 645 (-9%) | 706 | 18% |
アジア太平洋 | 410 (+11%) | 369 | 12% |
英国 | 361 (-2%) | 368 | 10% |
中東 | 278 (+66%) | 167 | 8% |
合計 | 3,517 (+10%) | 3,203 | 100% |