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最後の一針まで誂えたクルマ:ベントレー マリナー バカラル
  • ベントレー マリナー バカラルは、これまで製造された中で最もビスポークなベントレー
  • ベントレーのデザイン・チームは6つの仕様を通じてカスタマイズの可能性を示しているが、顧客の選択肢は無数にある
  • 生産される全12台のそれぞれが個性的な装いを纏う
  • バカラルのお客様とベントレーのマリナーチームとで共同製作
  • Design your own Bacalar(自分だけのバカラルを創る)」コンペを実施

ベントレー マリナーの新しいコーチビルト部門の最初の製品である新型バカラル(Bacalar)は、わずか12人のお客様に向けて、究極のオープンエア・グランドツアラーというカタチでご自分の嗜好を表現する機会を提供します。この新型車の開発作業はベントレーのクルー本社の営業が再開されるまで休止となっていますが、それぞれ独自のビスポーク仕様の開発を再開する準備は整っています。

バカラルのエクステリアのボディパネルには、他のベントレーのモデルと共有する部分はありません。このモデルはベントレーの職人技の粋を集めた傑作であり、お客様の想像力によってのみ生み出される極めて高級なインテリアを備えています。

12台のバカラルのそれぞれのモデルは、お客様一人一人とベントレー・マリナー・チームの協力の元、独自のスタイルで誂えます。このバカラルには今まで見たことのないペイント・オプション、エクステリア・トリートメント、インテリア・フィニッシュ、マテリアルを採用しており、これらが本物のコーチビルド・カーとしてのエッセンスとなります。

バカラルは、あらゆる面で極めて念入りにデザインされるため、オーナーがバカラルを完成させるには一つ一つのディテールを明らかにする時間が必要となるでしょう。

さまざまなテーマやオプションの可能性を示し、バカラルで表現できるキャラクターやスタイルの一端を説明するため、ベントレー マリナーはバカラルの仕様例を6種類作成しました。

ベントレーでカラー&トリム担当責任者を務めるマリア・モルダーは、次のようにコメントしています。

「当社が作成した6つの仕様例には、それぞれに独自の個性や目的がありますが、共通しているのは、このレベルの個別化や細部への配慮を反映できるのはバカラルだけであるということです。」

「もみ殻の灰を原料とした派手なイエロー・フレーム・エクステリア・ペイントや、このクルマの伝統が反映された繊細なモス・グリーン、オーナーのためだけに職人が開発したパイピングや、共同で開発した独自のファブリック・ブレンドなど、バカラルは、個人的なスタイルに関係なく、さまざまなアイデアを実現する機会をもたらします。」

メタリックの質感を加えるためにもみ殻を使って合成された新開発の顔料は、無数のエクステリア・カラーを作成するために使用でき、バカラルの手作業で製造されたエクステリアの表現やフォルム、輪郭を強調します。

職人が独自に作成するパイピングは、バカラルの所有権の一部です。このパイピングは、独自のパターンや色の組み合わせ、オーナーのサインや専用のモチーフなど、個人的な印をデザインしたりカスタマイズしたりして浮き彫りにすることができます。

英国の伝統的な織物工場との協力により、何世紀にもわたって受け継がれてきた製法で織り上げられた繊維をブレンドしたオーダーメイドの素材を使用することで、バカラのインテリアをカスタマイズするまたとない機会を提供します。

The Clerkenwellクラーケンウェル)

「クラーケンウェル(Clerkenwell)」仕様は、初期のベントレーが競い合ったブルックランズ・レーストラックの精神を体現しており、英国の自動車競技の伝統が強調された、現代的で肩肘張らないスタイルを表現しています。この名前は、ロンドンの中心部にあるクラーケンウェル地区にちなんでいます。クラーケンウェルはこの街で最も古い建築物が建ち並ぶ地区であり、極めて優れたクリエイティブな人たちが住んでいます。

ダーク・グリーンとブラウンという古風なコントラストに着目し、モス・グリーンのエクステリアにカンブリア・グリーンとゴールデン・オークのハイドを組み合わせ、サドル糸のステッチとチェルトナム・ツイードを使用してコントラストを付けています。ベニヤは新しいコンセプトのハニー・ラーチ材で、インテリアとのコントラストをさらに鮮明にしています。エクステリアのブライトウェアはダーク・ブロンズ・ガラスを採用しており、キャビンのカラー・テーマを受け継ぎ、インテリアとエクステリアの色調を合わせています。

The Menlo(メンロー)

「The Menlo」の精神は、リスクを冒し、可能性の限界に挑戦し、世界を変えていく姿勢を体現しています。このクルマは、多くの偉大な起業家たちが一流のテクノロジー企業の元に集う場所でもある、カリフォルニア州パロアルトのメンロー・パークにちなんで名付けられました。

メンローは、大胆で見間違えることのないコバルト色で統一されており、この色がエクステリアの仕上げとインテリアの雰囲気を決定づけています。ベルーガ・ハイドの繊細さとサイバー・イエローのアクセントを対比させることで、インテリアの装備品や素材の表面を際立たせています。アンスラサイト・アルカンターラの超現代的なテキスタイルと、ピアノ・ブラックのベニヤが組み合わされています。

The Fulton(フルトン)

細部を見通す目は、見たものすべての中に非凡さを発見し、それを知る人のためにデザインされ、より難解なテーマを生み出します。この仕様は、シカゴのダウンタウンに位置するフルトン・リバー地区に触発されています。

ラッカー・レッド仕上げによる深みのある印象的な外観は、光の当たり方で表現を変え、バカラルの細部に至るデザインのすべてを明らかにします。樹齢五千年のオープン・ポア仕上げのリバーウッドおよびピアノ・ブラック仕上げのベニヤと、パーフォレーテッド加工されたマリナー・ベルーガおよびホットスパーのアクセントとが相まってインテリアを飾り、歴史と深みを感じさせます。控えめなテーマに、グロス・ブラックのブライトウェアとベルーガ・アルカンターラのテキスタイルが引き立ちます。

The Greenwich(グリニッジ)

ビスポークによる特別な仕立てと英国の田園風景に触発されたこの仕様は、一台のクルマに伝統的なスタイルと現代的なミニマリズムを融合させています。そのため、常に進化しながらもルーツを忘れることのないロンドンのグリニッジ地区を連想することは自然の成り行きと言えます。

ビスポークの新しいエクステリア・カラーであるニュー・グレーは、古風でありながら進化し続けるグリニッジを象徴的に表現しています。英国特有のタッチを持つクリケット・ボールのハイドには、グレー・ツイードのテキスタイルがよく似合います。オープン・ポア仕上げのリバーウッドとハイグロス仕上げのリバーウッドを並べて使用することで、ここでも新しさと古さを対比させています。マット・ブラックのブライトウェアとキャメルのコントラスト・スレッドというディテールが、インテリアのテーマを締めくくります。

The Brickell(ブリッケル)

「ブリッケル(Brickell)」はマイアミの金融街であり、高層ビル、高級マンション、アート・ギャラリー、ブティックなどが立ち並ぶ街です。

そのため、「The Brickell」は勇気ある意思の表明を象徴しており、注目すべき特徴は、新しいコンセプトであるアトム・シルバーのペイントとハイパーアクティブ・コンセプトの組み合わせによるエクステリアとインテリアの力強いコントラストです。ブルネル・ハイドに排他的なオープン・ポア仕上げのリバーウッドとピアノ・ブラック・ベニヤを組み合わせたこの仕様が象徴するものは、信頼性です。グレー・ツイードのテキスタイルが上質なタッチと洗練された雰囲気を醸し出しています。

The Randwick(ランドウィック:デモ・カー)

このクルマは、畏敬の念を抱かせ、会話を刺激し、同じ志を持つ仲間を求めるために手作りされており、だからこそ「The Randwick」はベントレーのデモ・カーとして選ばれたのです。シドニー郊外の魅力ある街ランドウィックの煌めく陽光が、このクルマのトーンを象徴しています。

イエロー・フレーム塗装がエクステリアを明るくし、グロス・ブラックのハイライトがバカラルのエクステリアの細部をより際立たせています。このテーマはインテリアにも引き継がれており、ベルーガ・ハイドとグレー・ツイードのテキスタイルは、明るいアクセントのカムンとのコントラストを成しています。ベントレーでは未だ見たことがない独特の仕上がりのダーク・ブロンズがブライトウェアを飾っています。オープン・ポア仕上げのリバーウッドとピアノ・ブラックのベニヤという古風な組み合わせがインテリアを締めくくります。

Design your own Bacalar(自分だけのバカラルを創る)」コンペティション

さらに、ベントレーは、Twitterアカウントの@BentleyCommsを通じて「Design your own Bacalar(自分だけのバカラルを創る)」コンペティションをスタートさせます。大人も子供も関係なく、どなたでもバカラルの内・外装のテンプレートをダウンロードして、さまざまな方法でカスタマイズしてください。@BentleyCommsに送付された中の最優秀デザインは、ベントレー・デザイン・チームが審査し、同アカウントのタイムラインで紹介され、注目されます。